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サウシードッグのノンフィクションはどんな曲?歌詞の意味まで徹底調査!

サウシードッグのノンフィクションはどんな曲

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サウシ―ドックの「ノンフィクション」は、誰しもが通ってきた青春の悩みや痛みを歌い上げた名曲。

ドラマの主題歌として抜擢されたこともあり、聴いた事のある方も多いのではないでしょうか?

どこか青春感のあるこの曲、歌詞にはどんな想いが込められているのでしょうか?

そこでこの記事では

  • 「ノンフィクション」ってどんな曲?
  • 「ノンフィクション」の歌詞の込められた意味を知りたい!

以上についてお伝えしていきます!

サウシードッグノンフィクションはどんな曲?

サウシードッグのノンフィクション、一体どんな曲なのでしょうか?

現実と理想のギャップに悩んでいる『僕』の姿を

アップテンポに歌い上げる名曲!

ノンフィクションは2022年の1月24日に発売。

生きていく上で自分を見失い、悩み、それでもよりよい生き方を探し続ける、という誰もが抱く迷いや苦しみを表現した曲です!

自分らしくなれなかったり、意見や個性を出せなかったり。

自分の存在意義って何?と自問したことは、誰しもあるのではないでしょうか?

思いが込められた歌詞の世界観が、痛みすら覚えるようなあの切ないボーカルの声で歌い上げられ、そうして私達の胸の中に世界が展開されていきます!

サウシードッグノンフィクションの歌詞をチェック!

理想とかけはなれた現実を生きる中、感じるさみしさや苦しみをつづっているノンフィクションの歌詞。

なぜ歌詞に描かれた『僕』は、そうした感情を抱いているのでしょうか?

それでは、歌詞を実際に見ていきましょう。

夢から覚めてゾッとする
今日も新しい日々の幕開けだ

仮面をつけて準備は完璧鏡に写った僕は誰?

雨湿気が上がった空気
懐かしい金木犀とペンキの匂いが
鼻につんとくるあぁ、
僕は何をやってるんだろう。

ツギハギだらけの脱殻なの
自分を殺し続けて
期待外れのロクデナシだと
言われないために生きてきた
仮面の中で泣いているんだ
誰も本当の僕を知らない

SNSで知った友達の結婚
置いてかれてる様で焦ってしまう

羨ましくは無いけど別に寂しくないけど
ヤキモチみたいな感じだね
僕の知らないとこでお幸せに

あぁなくなったっていくらでも
代わりが効くんじゃないか?

追い剥ぎに遭えば本当の
僕を隠さないで生きれるかな
全てを今曝け出してフィクションの
渦から逃れたら今よりももっと
自由に自分らしくなれるんだ。

どうでもいい事で笑いがあった後に
笑いあった後に急に寂しくなって
不安に駆られて毎晩アルコールを滑らかになる習慣
今がリアルなんかフィクションなんかわからなくなってなんかもう。

最近の夢はだいたい
高校か中学の同期だ。
痛い嫌々今を生きてんのは俺だけ?
解かっている

踏み出した足、ドアの向こう側へと
まるごと愛せばいいのさ
期限付きの悲しみに
浸るのはもう辞めてしまえ
止まない雨もいつか止んで
入った場所は誰も知らない

引用元:「ノンフィクション」
作詞:石原 慎也 作曲:Saucy Dog

ノンフィクションの歌詞の意味

それでは、ノンフィクションの歌詞を細かく考察していきます!

夢から覚めてゾッとする今日も新しい日々の幕開けだ。

なぜ、夢から覚めてゾッとするのでしょうか?

偽りの自分で過ごす日々を送りたくない、というウツウツとした思いがあるからだと思われます。

ツギハギだらけの脱殻なの 自分を殺し続けて

期待外れのロクデナシだと言われないたに生きてきた

仮面の中で泣いているんだ

「ツギハギ」、「自分を殺し続けて」、そして「仮面」。

これらは本当の自分を出せない自分の姿を、それぞれ別の言い方で表現しています。

仮面の中で泣いているのは、本当の自分を見せることができず、憂鬱になっているからですね。

金木犀とペンキの匂いが鼻につんとくる

なぜ金木犀なのでしょう?

まず金木犀(キンモクセイ)は、開花の時期になるととても良い香りを放つ、誰もが親しみを持つ秋の花です。

このことから、秋になっても変わらぬ現状に焦りを見せていることが分かります。

きっと始まりの時期である春に『僕』は思ったようなスタートを切ることができず、秋になってもまだ迷っているのでしょう。

最近の夢はだいたい高校か中学の同期だ。

痛い嫌々今を生きてんのは俺だけ?

中学、高校時代の同期の夢を見て、なぜ『僕』は痛がっているのでしょうか?

理由の1つに、前述した「なにも変わらない自分」にあります。

現状として、『僕』は自分を偽って生きており、そしてそれに苦痛を覚えています。

友達の結婚の知らせに『置いてかれてる様で』焦っている僕。

何も変わっていない自分の現状に焦り、痛みすら覚えているのでしょう。

追い剥ぎに遭えば本当の僕を隠さないで生きれるかな

『おいはぎ』とは物騒な表現ですよね。

しかしそれぐらい、無理矢理にでも誰かに自分の現状を奪って欲しい、変えてほしい。

そう思わずにはいられない、つらい状況が垣間見えます。

踏み出した足、ドアの向こう側へとまるごと愛せばいいのさ
期限付きの悲しみに 浸るのはもう辞めてしまえ

追い剥ぎに遭い、夢ばかり追いかけていた僕は、ノンフィクション(現実)になった後、どうなるのでしょうか。

結論から言うと、それは誰にもわかりません。

しかし何が起きたとしても、「(ノンフィクションを)まるごと愛せばいい」。

「浸ってばかりいないで現実を見ろ」。

答えを突きつけ、現実を向き合うことを突きつけてくる歌詞です。

止まない雨もいつか止んで

乾いた場所は誰も知らない

最後は、このように締めくくられています。

「乾いた場所」というのは、恐らく自分が望んでいた理想の世界。

(思い描いていたゴールの地がどこにあるのかは)誰も知らない…というひとことで歌は終わります。

辛く厳しい現実が最後には広がるけれど、人は誰もが辛くても歩きつづけなければいけない。

そんなリアルさが込められた世界観ですね。

歌詞の中で出てきた「仮面」や「ツギハギ」という言葉は、みな同様に「偽りの自分」という意味でした。

曲の最後で、『僕』は理想の世界に逃げるのをやめ、現実の辛さへ向き合い始めます。

生きる辛さや苦しさから逃げ続けても終わりはない、人は誰しも、いつかは現実に向き合わなければならない。

そんなメッセージが込められている歌詞のように感じますね。

まとめ

ということでこの記事では

  • 「ノンフィクション」ってどんな曲?
  • 「ノンフィクション」の歌詞の込められた意味を知りたい!

以上についてお伝えしてきました。

Q.ノンフィクションってどんな曲?

→アップテンポな曲調だが、歌詞には生きる辛さや葛藤が込められたシリアスな内容。

Q.ノンフィクションの歌詞の意味って?

→フィクション(理想)の中に逃げ続けても終わりはない。

いつかノンフィクション(現実)に向き合っていかなければならない、そんな想いが込められていました!

社会の中で生きていくなら、誰しも多少自分を偽ることもありますし、それが必要な場面もあります。

辛さから自分を守るために、楽しい事ばかり考えたい!と思うことはもちろん筆者にもあります。

それでもいつかは現実に立ち向かわなければならない日は来ますし、そんなときにこの歌は背中を押してくれそうだと思いました。

辛い時、この歌を何度もヘビロテしてしまいそうです…!

最後までお読みいただき

ありがとうございました!