藤井風

藤井風「grace」の歌詞の意味は?込められた想いを考察してみた

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シンセサイザーなども用いて、独特のサウンドを演出する新世代のアーチスト・藤井風。

「grace」は、美しいコーラスと神秘的なストリングスが特徴的な曲です。

思わず聞き惚れてしまうとの噂ですが、graceはさてどんな曲なのでしょう?

また、その歌詞はどんな意味をもっていて、どんな想いが込められているのでしょうか?

そこでこの記事では、

  • 藤井風のgraceはどんな曲?
  • graceの歌詞の意味は?
  • graceの歌詞に込められた想いは?

以上についてお伝えしていきます!

藤井風「grace」はどんな曲?

藤井風さんのgraceはどんな曲なのでしょうか?

藤井風さんのgraceは、

新しい一歩を踏み出す勇気をもらえる曲です。

藤井風さんは以下のようにコメントしています。

“grace”は、ここでは「恵み」のような意味で使っています。

日々移ろいゆく世の中ですが、起こることは全て自分たちをより良い方向へ導いてくれるgrace(恵み)だと信じて、光り輝くことをあきらめないでいただきたいです。

だって僕たち一人一人の中には等しく無限の愛が、光が、可能性が、graceが宿っているからです。

それを抑え込もうとするバリアがあるなら、これを機に一緒に解き放ちましょう。grace!

引用:https://www.youtube.com/watch?v=RCeZlGL_QGA

藤井風さんの優しさがとても感じられますね。

“grace”はほかに「優雅・優美」という意味があり、この曲はそんな特徴もとらえています。

graceの歌詞をチェック

以下がgraceの歌詞です。

とても美しい、希望をもらえるような歌詞ですね。

 

Grace, grace, grace, grace
Grace, grace, grace, grace声を枯らして 叫ぶ言葉もなくて
私はただ身を引いた あの陰から息を切らして 交わす言葉もなくて
私はただ微笑んだ 静かに目を閉じた

助けて神様
私の中にいるなら
二度とこの場所を
離れないで

だけど去るのはいつも私だった
あなたはいつも側にいてくれた
ただいま朝日 おかえり夕日
やっと共に 廻り始める

あたしに会えて良かった
やっと自由になった
涙も輝き始めた ah

明日になればさよなら
ああ儚い世界だ
何があろうとも
全てあなたの

Grace, grace, grace, grace
Grace, grace, grace, grace
息もできずに 怯えた日々は遙か
彼方の空へ飛ばした 今や無敵
あなたはわたし わたしはあなた
みんな同じと気付いた時から
僕らはみな等しく光ってる
何が出来るかな
愛に従うのならば
出来ないことなど
何もないさ
外の世界にずっと探してた
真実はいつもこの胸の中
待たせてごめん いつもありがと
会いに行くよ 一つになろう

あたしに会えて良かった
やっと自由になった
涙も輝き始めた ah

明日になれば さよなら
ああ儚い世界だ
何があろうとも
全てあなたの grace
何があろうとも
全てあたしの

Grace, grace, grace, grace
Grace, grace, grace, grace
Grace, grace, grace, grace
作詞・作曲:藤井風

graceの歌詞の意味を考察

それでは、graceの歌詞の意味を考察していきます!

声を枯らして 叫ぶ言葉もなくて
私はただ身を引いた あの陰から

息を切らして 交わす言葉もなくて
私はただ微笑んだ 静かに目を閉じた

最初は、周囲の人間に阻まれてなかなか一歩を踏み出せない主人公の様子が描かれています。

「陰」とは、主人公が1歩を踏み出せない原因である周囲の人間の暗喩ではないでしょうか。

前半と後半は意味的に対応しています。

「静かに目を閉じた」というのは、自分の心に蓋をした、という意味でしょう。

助けて神様
私の中にいるなら
二度とこの場所を
離れないで

だけど去るのはいつも私だった
あなたはいつも側にいてくれた
ただいま朝日 おかえり夕日
やっと共に 廻り始める

主人公は自分から理想を避けていたことに気が付きます。

「神様」とは主人公が気づいていなかった、自分の中にあるもう1人の自分でしょう。

昇る「朝日」と沈む「夕日」に、主人公と、その中の自分がそれぞれ対応しています。

あたしに会えて良かった
やっと自由になった
涙も輝き始めた ah

明日になればさよなら
ああ儚い世界だ
何があろうとも
全てあなたの

Grace, grace, grace, grace
Grace, grace, grace, grace
息もできずに 怯えた日々は
彼方の空へ飛ばした 今や無敵

これは、今まではあなた(=神様)として認識していたものが自分自身だと主人公が気づいた描写だと思います。

主人公の中であなた=あたしという認識が生まれ、苦悩から解放されました。

日々でどんなことが起こっても、それらがすべて「恵み」であるという藤井風さんの思いが書かれています。

あなたはわたし わたしはあなた
みんな同じと気付いた時から
僕らはみな等しく光ってる
何が出来るかな
愛に従うのならば
出来ないことなど
何もないさ

人はみんな自分のなかに理想の自分をもっていて、それに気づくことで人は輝けるということですね。

愛(思いやり)をもつことで、人はどんな困難も協力して乗り越えられる、という想いが綴られています。

外の世界にずっと探してた
真実はいつもこの胸の中
待たせてごめん いつもありがと
会いに行くよ 一つになろう

 

苦難を解決するには自分が変わらないといけない、と主人公は気づきました。

自分の中の自分に愛をもつこと、つまり自己愛が大切であることが示唆されています。

明日になれば さよなら
ああ儚い世界だ
何があろうとも
全てあなたの grace
何があろうとも
全てあたしの

1番最後の部分で、理想の自分は自分の中にあるということが再度強調されています。

藤井風さんはこのことを本当に伝えたかったことが分かりますね!

まとめ

ということで今回は

  • 藤井風のgraceはどんな曲?
  • graceの歌詞の意味は?
  • graceの歌詞に込められた想いは?

以上についてお伝えしてきました。

Q.藤井風のgraceはどんな曲?

→神秘的なバックサウンドとコーラスが魅力的な曲。

Q.graceの歌詞の意味は?

→日々で起こるどんなことも恵みであるということが示唆されていた。

Q.garceの歌詞に込められた想いは?

→自分や他人に愛をもって接することが大切という藤井風さんの想い。

藤井風さんの優しい思想がひしひしと伝わってくる、素敵な歌でしたね!

知性あふれる歌詞に藤井風さんの音楽の深みを感じますね。

最後までお読みいただき

ありがとうございました!